古着物を未来へつなぐ循環プロジェクト「engimono」。環境・福祉・文化を結ぶ新しい社会モデルを燕市から発信。

「母の着物をどうする?」〜母の着物がくれた、笑顔あふれる卒寿のひととき〜

みなさん、こんにちは。おかげさまでありがとうございます。

「タンスに眠る母や祖母の着物、どうしたらいいんだろう……」

そんなふうに、大切な思い出の詰まった着物の行き先に悩まれている方は少なくありません。

以前、母に「着物どうした?」と尋ねたとき、「もう着ないから、あんたにあげるわ」と言っていました。でも実はこの夏、そんな母から着物を2着預かって、それぞれの柄の美しさを生かした洋服に仕立ててもらったんです。

母の着物が、素敵な洋服に生まれ変わるまで

今回はそのリメイク服を身につけて、母の「卒寿(90歳)のお祝いの食事会」に出席しました。

最初は「もう着ない」と言っていた母でしたが、綺麗なお洋服として出来上がってきたものを見ると──。

「これ知ってる!着物だったよね?誰が着るの?私?」

そう言って目を輝かせ、とっても嬉しそうな表情を見せてくれました。

家族の笑顔に包まれて

当日は、子どもや孫たち家族みんなに囲まれて、本当に楽しくて幸せな時間を過ごすことができました。

昔、母が大切に纏っていた着物が、形を変えて現代の洋服になり、こうして今の母の笑顔を引き出し、家族を繋ぐきっかけになってくれる──。それは想像以上に温かく、かけがえのない体験でした。

母の元気な姿と最高の笑顔を見ながら、心の中で「めざせ100歳!」と強く願いました。

タンスの着物に、新しい「第二の人生」を

「思い出が詰まっていて手放せないけれど、着る機会もない」

そんな着物たちに、engimonoは洋服や小物という「第二の人生」を与えるお手伝いをしています。

ただ処分してしまうのではなく、形を変えて愛用したり、大切な人と分かち合ったりする選択肢。あなたのタンスに眠る一枚も、もしかすると未来の家族の笑顔をつくるきっかけになるかもしれません。

これからも、着物に込められた記憶と想いを、次の世代へと丁寧に紡いでいきたいと思います。

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