古着物を未来へつなぐ循環プロジェクト「engimono」。環境・福祉・文化を結ぶ新しい社会モデルを燕市から発信。

「この仕事、楽しいです!」障がいのある方が語る着物解体の魅力

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

engimonoの活動は、ただ「古い着物をよみがえらせる」だけではありません。そこには、一枚の着物をほどく作業を通して、日々やりがいや楽しさを見出している仲間たちの存在があります。

今日は、工房で着物の解体作業に取り組む方々の、すてきな生の声をご紹介します。

「すぐに終わっちゃうな〜」手練れたちのこだわり

着物をほどく作業は、まさに職人技。日々手を動かしているベテランの方々からは、こんな頼もしい声が聞こえてきます。

  • 「今回は裏地のない着物なんですか…。すぐ終わっちゃうな〜。裏地も付いてるやつが解きたいです!」
  • 「解く前に、どんな形の着物なのか知りたいので少し羽織って見ようかな〜。(羽織ってみる)これが、次はどんな風に生まれ変わるんですかね〜。」

ただ作業をこなすだけでなく、着物の構造にワクワクしたり、次に生まれ変わる姿を想像したり。素材との対話を心から楽しんでいる様子が伝わってきます。

「カラフルの方が面白い!」色彩豊かな作業のひととき

素材に対するこだわりや、作業中のこだわりも人それぞれです。

  • 「生地は、黒だと糸も黒で見にくいし、カラフルの方が面白いです。」

色鮮やかな着物地が次々とほどかれていく様子は、見ているだけでも心が弾みます。一人ひとりの感性が、この手仕事をより豊かなものにしてくれています。

「お〜、解けました!」初めての感動と笑顔

もちろん、初めて挑戦する方の新鮮な感動もあります。 はじめて作業に取り組んだ方が、スルスルと糸を解き終えたときにはこんな声があがりました。

  • 「お〜。解けました〜。面白い!」

その瞬間のぱっと明るくなった笑顔や、「できた!」という達成感は、私たちにとっても何よりの喜びです。

手仕事がつなぐ、それぞれの居場所

繰り返しの動作に安心感を覚えたり、美しい生地に触れる喜びに包まれたり。多様な背景を持つ方々が、それぞれのペースで「自分の役割」を見つけ、イキイキと働ける環境をつくること。それもengimonoの大切な使命です。

「この仕事、楽しいです!」

そう言って誇らしげに作業に向き合う仲間たちの手によって、タンスに眠っていた着物は、新たな命を吹き込まれていきます。

これからも、この温かい手仕事の輪を、皆さまと一緒に大切に紡いでいきたいと思っています。

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