古着物を未来へつなぐ循環プロジェクト「engimono」。環境・福祉・文化を結ぶ新しい社会モデルを燕市から発信。

就労継続支援B型とは?3分でわかる制度解説

みなさん、こんにちは。engimonoです。おかげさまでありがとうございます。

「engimono(えんぎもの)」の活動の舞台裏には、地域で暮らす障がいのある方々(福祉作業所の皆さん)の温かい手仕事があります。

イベントやSNSなどで「作業所さんと一緒にお仕事をしている」とお話しすると、「B型作業所って具体的にどんな仕組みなの?」「どんなふうに関わっているの?」とご質問をいただくことがあります。

今回は、日本の障がい福祉の大切な仕組みである「就労継続支援B型」について、3分で分かるようにわかりやすく解説します!

1. 就労継続支援B型ってどんな制度?

「就労継続支援B型」とは、障がいや病気によって、企業の一般的な職場で働くことが難しい方に「働く場所」と「生産活動の機会」を提供する障害福祉サービスです。

制度の大きなポイントは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働けることにあります。

💡 働く仕組みのマップ

【ご利用者様(働く方)】
      ▲
      │ 自身の体調やペースに合わせて通所・作業
      ▼
【就労継続支援B型事業所】
      │ 企業や地域から仕事を受注 / 自社商品を制作
      ▼
【得られた売り上げ・成果】
      │
      ▼ 「工賃(賃金)」として働く方へ全額還元

体調や体力に合わせて週1日・数時間から参加できるため、無理なく安心して「社会とつながり、働く喜びを感じる」ことができる貴重な自立支援の場となっています。

2. A型とB型、何が違うの?

就労支援には「A型」と「B型」があります。一番の違いは「雇用契約の有無」と「働き方のスタイル」です。

B型は、体調の波がある方でも「自分のスピードで仕事に向き合える」という安心感があるのが最大の特徴です。

3. engimonoがB型事業所さんと紡ぐ「やりがい」と「誇り」

一般的に、B型事業所の作業には軽作業や単純作業が多く、なかなか高い工賃に結びつきにくいという課題もあります。

しかし、engimonoがお願いしている「着物を洗う・解く・整える」という工程は、単なる作業ではありません。

  • 手先の器用さや丁寧さが活きる「職人技」 糸を一本ずつ傷つけずにほどく繊細さや、生地の風合いを守りながら洗う作業は、まさに集中力と丁寧な手仕事が光る素晴らしい才能です。
  • 「自分の手仕事が素晴らしい商品になる」実感 丁寧に解かれた着物生地は、美しいリメイク服や小物となり、全国のイベントや常設店で多くの方の手へ渡っていきます。「自分が手掛けた布が、誰かの宝物になる」という実感は、大きなやりがいと自信(誇り)に繋がります。

4. 12月オープンの常設店「ホクギンビル」へ向けて

現在、燕市穀町にある旧北銀ビルで準備を進めているengimonoの常設店には、福祉作業所の拠点となる空間に「はごろも」を設置します。

ショップと作業スペースが一つ屋根の下に並ぶことで、お客様には「丁寧に作られた手仕事の温かさ」を直接感じていただき、働く皆さんには「自分が手掛けた布がお客様に届く瞬間」を笑顔で見届けてもらえる場所にしたいと考えています。

一枚の着物から広がる、持続可能な自立支援

就労継続支援B型は、ただの「福祉の手助け」ではなく、地域で暮らす一人ひとりの才能が社会を豊かに循環するための素晴らしい仕組みです。

engimonoはこれからも、着物に第二の人生を与える「MOTTAINAI」の精神と、福祉の現場にある素晴らしい手仕事を掛け合わせながら、みんなが誇りを持って輝ける場所をつくっていきます。

ぜひ、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです!

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